AI × FA ダイジェスト TUESDAY

2026年7月7日

制御設計・フィールド業務・AIニュースの動きを、ひとつに。

THIS ISSUE05TOPICS / 全文無料
制御設計03フィールド業務02
A

制御設計

3 TOPICS
TOPIC 01制御設計

町工場がClaude Codeで社内システムを30本以上内製 — 1億円級を約30万円で

金沢の町工場・岡田研磨が、Claude Codeで社内システムを30以上自作した事例。外注すれば8,000万円〜1億円規模になり得るシステム群を、サブスクやトークン代込みで約30万円で構築した。紙で管理していた寸法情報をデータ化する検査成績書システム、日常点検・生産実績・CO2管理を集約する社内ポータルなどで、プログラミング経験のない専務がClaude Codeとの対話を1500時間重ねて作った。勤怠管理のような領域は外部SaaS、基幹システムはSIerと、内製と外部活用を切り分けているのも要点。

情報源
X @yamariku1223 (2026/07/07) / 出典を読む
+TAKE IT TO THE FIELD現場での活用アイデア

制御屋の身の回りにも「紙に書いて後で転記」する業務は多い。検査成績書や点検記録をひとつ選んで、Claude Codeで小さな入力画面と集計を作る実験から始められる。真似るべきはシステムそのものより「切り分け」の考え方。リスクの高い勤怠や基幹は外部に残し、現場が一番わかっている業務だけを内製する。

TOPIC 02制御設計

マスターコントロールの中に「状態」を置くな — 切っていいのは動作、いけないのは認識

FA現場の落とし穴として、マスターコントロール(MC)の設計原則を解説する記事。MCで切っていいのは「動作」であり、切ってはいけないのは「認識(状態)」という原則を、MCは「読めなければいけない」機能だという観点から整理している。

情報源
note #PLC 制御屋 (2026/07/06) / 出典を読む
+TAKE IT TO THE FIELD現場での活用アイデア

自分のラダー資産で、MC区間の中に状態フラグの演算やSET・カウンタが入っていないかを棚卸しする。異常でMCが切れた瞬間に状態の演算まで止まる設計だと、トラブル解析に必要な情報が凍って残らない。状態の演算は常時実行の領域に置き、出力だけをMCや自動条件でゲートする形に寄せるのが安全側。次の新規案件のテンプレートに反映しておきたい原則。

TOPIC 03制御設計

社員証をかざすだけ — 工場の「誰がやったか問題」をPLCだけで解決

工場の検査装置で求められる「誰がやったか」の記録を、KV-XとIDECのRFIDを組み合わせてPLCだけで解決する実機解説記事。社員証をかざすだけで使える仕組みを扱う。

情報源
note #PLC fa_fa_fa (2026/07/06) / 出典を読む
+TAKE IT TO THE FIELD現場での活用アイデア

トレーサビリティ要求は年々厳しくなるが、PCやサーバを立てずにPLCとRFIDリーダだけで作業者記録ができるなら、既設装置への後付けハードルが大きく下がる。手元の検査装置で「作業者名の手書き・転記」が残っている工程を洗い出し、社員証(ICカード)を読むだけの構成で置き換えられないか検討する価値がある。

B

フィールド業務

2 TOPICS
TOPIC 04フィールド業務

日立、フィジカルAIで化学プラントの運転を支援 — 「最適運転ガイダンスシステム」年内販売

日立製作所が2026年7月7日、フィジカルAIで化学品の製造プラントの現場生産運転を支援する「最適運転ガイダンスシステム」を年内に販売開始すると発表した。

情報源
ロボスタ (2026/07/06) / 出典を読む
+TAKE IT TO THE FIELD現場での活用アイデア

「運転ガイダンス」という切り口は、ベテランの運転ノウハウをAIで補う流れの表れ。化学プラントに限らず、担当設備の「熟練者しか知らない運転条件や段取り」をいまから書き出してデータにしておくことが、この種のシステムを将来導入するときの資産になる。まずは1設備分、アラーム対応手順の暗黙知を文書化するところから。

TOPIC 05フィールド業務

ロックウェル、OTセキュリティを強化する「SecureOT」3製品を発売

ロックウェル・オートメーションが、産業用サイバーセキュリティソリューション「SecureOT」の拡張として、新たに3製品を発売する。追加のインフラや専門人材を必要とせず、製造業と重要インフラのサイバーセキュリティ運用を強化するもの。

情報源
オートメーション新聞 (2026/07/07) / 出典を読む
+TAKE IT TO THE FIELD現場での活用アイデア

リモートメンテやIT連携が増えるほど、OTセキュリティは現場エンジニアの守備範囲になる。製品導入の前にできるのは、担当設備が「外と繋がっている経路」— リモート接続、USB、無線、保守用PC — を1枚の表に棚卸しすること。次の改造見積にセキュリティ確認の項目を1行入れるだけでも前進する。

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